厳冬期とされる二月の最終土曜日、急にお休みが戴けるコトになった ♪~
一旦登り返し、P911手前で歩いてきた御池岳方向を振り返る。
しかし帰宅時間が遅かったこともあり、準備不足で相変わらずの忘れ物。(^^ゞ
(今回は定番の?地形図と、なんと登山用の靴下!)
荒島の懸案コースと迷った挙句、雪の賞味期限がよく分からない鈴鹿とした。
そして三回目となる鈴鹿での行先は、藤原岳からの南下と鞍掛峠からの北上という、割と派手目と地味コースの選択にも迷ったが結局は北上コースとした。登山道のある南下コースは、雪が消えてからでも歩けるとの判断だ。
出発(6:50) -(8:21)鞍掛トンネル -(11:03)三国岳 -P700(14:08) -林道(15:00) -車(19:48)
本来、時山集落から出発地までの車道部分はチャリなら二十分ほど・・・だが、とても言えない「ある事情」(^^ゞ によってすべて歩きとなりこんな時間になった。
なんか知らんけど?今回もまた同じ出発地だ。
前と同じく冬季通行止めにもかかわらず、何故かトンネル信号は点滅中?
さほどの積雪でもない上に古いものと新しめのトレースもあって、ほぼ登山道を進むことが出来た。
しかしながらトラバース道なので、スノーシュー歩きには少々ツライ部分も・・・。
稜線の鞍掛峠へと着けば一気に展望も広がり霧氷の名残も目を楽しませてくれる。
しかし、しかし、稜線道になると積雪が少ない・・・というか全く雪の無い部分まで出てくる始末。
登りではなんとかなってもスノーシューだと下ることは難しい。
たまらず、ピークでアイゼンに履き替えた。
遠くの霊仙を正面に見ながら雪庇の道を快適なアイゼン下降♪
快適な道と見えて実は少しアブナい。(^^ゞ
福井では残雪期でしか見られない光景だ。
でもこれが稜線歩きの醍醐味と言って良いだろう。
(残念ながらこの中に御池岳が見えているのかどうかは・・・知らない。)
目前の三国岳左が霊仙山、なるほどあの地形図を立体化するとこんな姿になるのか。
右の奥は伊吹山。
しかしなんでここの県境稜線部分の中でも特には目立たないピークで、標高も目立たない三国岳だけに名前が付いているのか?
県境の道はけっこうな起伏がある上に雪無し区間も多く、腐ってきた雪面状況にも応じた足回りの選定が必要になって来る。
無精者にとっては脱いだり履いたりはとてもめんどくさく、ついついガマンしてそのまま歩き続けては後悔を繰り返すことになる。
日も傾き、最後のスノーシュー歩きを終えればあとはツボ足で下る一方だ。
気温も高くなり、滑る心配のない快適なツボ足歩行。
新しい林道が少なくとも着地点の五僧まで伸びていて、落石いっぱいだが歩きやすい下山となった。
あとはもう、足が棒になるかと思うほど延々と車道歩き・・・。