夜明けとともにテン泊地を出発・・・のはずが、なかなかそうは行かないのがワタシ。(^_^;)
予定していた滝波山へは届かなかったのに・・・。
「春はあけぼの」とは、よく言ったもんだね~。
快晴に感謝。
やはり出発時間に問題?アリでタイムアップ
帰りの長い林道歩きを考え、平家岳ピークは次の機会へと譲ることにした。
出発(6:50)~(8:24)滝波山~(9:38)トレース下降点~(11:57)P1450~(13:50)平家岳手前~(14:36)トレース出現~(16:15)登山口~(18:47)チャリ~(19:30)駐車地
そしてピーク近くからは霧氷が輝いていた。
朝イチからの登り一辺倒でへろへろになったが、満足~。
そして山頂には単独者の昨日の往復アイゼントレースが残されていた。
チャリをデポした地点に停まっていた、軽四駆の持ち主のものだろう。
純白の荒島岳。
そして再び無垢の雪面を歩くことになった。
そして雪の下には登山道もあるはずの鉄塔ピークへと達した。
人工物に安心したのか気が付くと違う尾根を下降していた。
「ど、どんだけぇ~」思わず叫びが出てしまうくらいの下降にげんなり。
鉄塔先端の向こう側ピークが平家岳。
右ピークが下山路となる。
鉄塔中ほど奥には小奇麗な山小屋が建っていた。
そして、もうこれが最後の登りなんだと自分に言い聞かせながら振り返った平家岳。
また来るからな~。
このパーティも平家岳はあきらめたようだ。
あ~、ため息の出る白山の姿も見納め。
さ、下山にかかろう。
おっと、その前に・・・。
能郷白山をバックにして不敵な面構えの屏風岳。
「登山道のある平家岳クラスで手間取っているようでは、俺様にはとてもかなうまい」 そう、屏風岳に言われた気がした。
確かに越美国境での最難関は「アイツ」だろう。
数少ないレポを読んでも皆苦戦していたようだ。
なんとかせねば・・・。
雪の下になっている登山道も楽々~。おかげで助かりました。
うんざりするくらい長かった林道歩きを経て、チャリとのご対面はとっぷりと日も暮れた時刻。
飲料の切れたカラダに鞭打って、自販機へとチャリを飛ばした。
ま、難易度からすればまだまだ!