Quantcast
Channel: 越前 ひとり山 ある記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 188

越美国境を歩く 油坂峠~平家岳 3/22.23 ②

$
0
0
夜明けとともにテン泊地を出発・・・のはずが、なかなかそうは行かないのがワタシ。(^_^;)
予定していた滝波山へは届かなかったのに・・・。
イメージ 2
御嶽をバックにご来光。
「春はあけぼの」とは、よく言ったもんだね~。
快晴に感謝。
イメージ 1
いや~、しかしこのアップダウンにはまいった、まいった~。
やはり出発時間に問題?アリでタイムアップ
帰りの長い林道歩きを考え、平家岳ピークは次の機会へと譲ることにした。

出発(6:50)~(8:24)滝波山~(9:38)トレース下降点~(11:57)P1450~(13:50)平家岳手前~(14:36)トレース出現~(16:15)登山口~(18:47)チャリ~(19:30)駐車地


イメージ 13イメージ 14しかしなんという空の碧さ!!
そしてピーク近くからは霧氷が輝いていた。 

朝イチからの登り一辺倒でへろへろになったが、満足~。
そして山頂には単独者の昨日の往復アイゼントレースが残されていた。
チャリをデポした地点に停まっていた、軽四駆の持ち主のものだろう。

 
イメージ 15イメージ 16あり~? このくらいの標高になると、ツボ足とスノーシューの沈み込みの差って、あんまし無いんだ~。 

純白の荒島岳。


イメージ 17イメージ 18トレースは私もエスケープルートとして考えていた屈曲点から下降していた。 

そして再び無垢の雪面を歩くことになった。


イメージ 19イメージ 3果てしなく思えた登りをこなすとまた霧氷帯だ。

そして雪の下には登山道もあるはずの鉄塔ピークへと達した。
人工物に安心したのか気が付くと違う尾根を下降していた。


イメージ 4
慌てて登り返して、巡視路の尾根を下りにかかる。
「ど、どんだけぇ~」思わず叫びが出てしまうくらいの下降にげんなり。

鉄塔先端の向こう側ピークが平家岳。
右ピークが下山路となる。
鉄塔中ほど奥には小奇麗な山小屋が建っていた。


イメージ 5イメージ 6平家岳手前のピークから下山路ピーク方向。

そして、もうこれが最後の登りなんだと自分に言い聞かせながら振り返った平家岳。
また来るからな~。


イメージ 7イメージ 8突然現れた大人数のトレースは前日、もしくは一昨日のもの。
このパーティも平家岳はあきらめたようだ。

あ~、ため息の出る白山の姿も見納め。
さ、下山にかかろう。 


イメージ 9
おっと、その前に・・・。
能郷白山をバックにして不敵な面構えの屏風岳。
「登山道のある平家岳クラスで手間取っているようでは、俺様にはとてもかなうまい」 そう、屏風岳に言われた気がした。
確かに越美国境での最難関は「アイツ」だろう。
数少ないレポを読んでも皆苦戦していたようだ。
なんとかせねば・・・。


イメージ 10イメージ 11トレースが有って良かった~。
雪の下になっている登山道も楽々~。おかげで助かりました。

うんざりするくらい長かった林道歩きを経て、チャリとのご対面はとっぷりと日も暮れた時刻。
飲料の切れたカラダに鞭打って、自販機へとチャリを飛ばした。


イメージ 12
踏破距離だけ見れば、やっと半分は越えたかな?
ま、難易度からすればまだまだ!

 

Viewing all articles
Browse latest Browse all 188

Trending Articles