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Channel: 越前 ひとり山 ある記
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越美国境を歩く 油坂峠~平家岳 3/22.23 ①

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残雪期限定で晴れの二日間がお休みと重なる・・・連休があまり取れないワタシには難しい条件だったはずなのに・・・山の神様、有り難う~~。
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白山を総大将とする「鶴翼の陣」。
いつ見ても、惚れ惚れする絶景~ ♪♪


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時計回りの周回。                                                                                 右下クリックで拡大

初日/駐車地(7:05)~(8:01)分水嶺稜線~(11:13)鉄塔~(13:14)P1148屈曲点~(15:58)P1095~(16:48)仏峠~(17:26)お泊り地 

翌日/出発(6:50)~(8:24)滝波山~(9:38)トレース下降点~(11:57)P1450~(13:50)平家岳手前~(14:36)トレース出現~(16:15)登山口~(18:47)チャリ~(19:30)駐車地


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チャリをデポ地へ置いてから油坂峠のチェーン脱着場へ車を停めると、ほんのわずかの歩きで旧道トンネル。そのすぐ上の稜線は中央分水嶺、すなわち越美国境だ。

貧雪の今年、おそらく三日前にはこの斜面も黒々としていたはずだが、昨日までの下界の雨が五センチほどの新雪となって雪山らしく見せているようだ。
その中途半端な新雪に四苦八苦して稜線まで登ると、恐れていた事態が・・・雪無しの中央分水嶺。


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幸いすぐに雪もつながるようになり、スノーシューでなんとか進めるようになる。

最初の林道末端で面白いものが見れた。
正面の木のあたりが中央分水嶺。なんと木の右下方、たったの五mに川が流れている。
こんな山岳地帯でありえねー、ハズなのだが。なかなか自然はきまぐれでいらっしゃる。


イメージ 11イメージ 12メートル単位の積雪ならば例え雑木林の稜線でも展望に苦労することはないが、今年は・・・って、それはもう言わないでおこう。 
伐採された鉄塔横でやっと展望が得られた。右奥は昨年の毘沙門、ではないな~?

ぶな林の先に巨樹。
お腹もすいてきたので、ここで早めの昼食とするか。


イメージ 13イメージ 14際限のないアップダウンの道も、お天気の中であれば楽しいものだ。

屋根裏部屋ほどもある現役バリバリの檜木の下。風は無理でも雨露は十分しのげる。


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不意に御嶽とアルプスの山並みがきれいに見えた。♪♪
でも、ちょっと雲がじゃまだな~。


イメージ 3イメージ 4
ひ~こら・・・。
でもこれくらいの斜面が登っていて一番楽しいかも。

悔しいことに反対側の、今日の目標地である滝波山方向の展望はイマイチ。
しかしこのころから、多分届かないだろうなとは思っていた。 


イメージ 5イメージ 6ピーク1095ですでに四時前。
仏峠へと急下降してからの登り返しもある。スノーシューが使えない(使わなくていい?)区間も多く、お泊りの適地探しが急務となってきた。 


イメージ 7
夕日を受けた御嶽と乗鞍。
このポイントから少し先で、何とか良い場所をゲット!!

見えたのは御嶽だけだったが、明日のご来光が楽しみだ~ ♪

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