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リベンジ 枇杷倉~小白山リッジライン 3/23

スリリングな雪歩きが出来るラインとして定評のある(?)、枇杷倉と小白山を結ぶ稜線。
一昨年の石徹白縦走、昨年の石徹白ダム周回と二回チャンスがありながら、時間切れを理由に向かうことが出来なかった。

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  一昨年4/02  野伏からの下降時に枇杷倉方向        昨年3/31  小白山山頂からの枇杷倉

一昨年はその姿を見てビビりが入ったのも事実、昨年はギリギリ賞味期限切れでもあった。
どちらも本来の目的完了後、「ついで」に向かおうとしたので簡単にあきらめてしまったのかもしれない。
しかし、今回はもう言い訳はできない。(^^ゞ
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なんとかミッション完了♪
ただ、今回の本当の核心は北峰ピークだった! よくもまあアレを登れたものだ・・・。





今年の寡雪だと林道は相当奥深くまで雪なしだろう、「今回こそ」は下打波のゲートからチャリが使えるぞ!

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破線はチャリ、往復
赤登り、青下り
曇りのち晴れ    行動時間 13時間14分   行動距離 29.8㎞ (内チャリ15.2㎞)

ゲート(5:42)‐ 林道崩落(6:52)‐ 渡渉(7:58)‐ 雪面(9:05)‐ ピッケル(11:38)‐ 北峰(12:18)‐ 枇杷倉(12:27)‐ (12:47)ランチ(13:32)‐ 小白山(14:38)‐ 県境JP(14:58)‐ 橋立峠(15:29)‐ 林道着地(15:50)‐ チャリデポ(18:25) ‐(18:56)駐車地


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明るくなってきたゲートから、チャリを漕ぎ出そうとすると二人連れの車が一台。
どうやらゲートの存在を知らない釣り人らしい。
「ここは来月まで通行止めですよ~、もう雪なんか全然ないけど.・・・。」

あらら、せっかく激急坂を登り切ったのに廃村集落になって行き止まり。
前は通行止めのロープなんか張ってなかったしなー、まあ、ついでにここで休憩しよっと。


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これもまた一昨年には無かった、林道崩落点。
チャリはここまで。

ここはもうすぐ石川県境、なんでまた滋賀県近くにある山の「美濃俣」が川名なのかと思ってたが・・・つまり美濃俣(叉)って、美濃の国境の地を意味するのかな?


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靴を脱ぎたくないので渡渉点を探して次の堰堤まで来てしまったが、飛沫がこんなんに。足元が凍ってツルツルだ。へっ?そこまで寒かったのか。ここのところの暖かさに慣れてた感覚だと戸惑う。
ストックを使って一番狭い川幅の所をエイやっ、なんとか、なんとかクリア。
危うくのドボンに気持ちを落ち着けようと大休止。

堰堤の側壁を登ってイワウチワロードの尾根に出る。


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「ふえ~、重たかった~よっコラショ」

北面なだけに、もう870mあたりで雪面。
全くガボリ無し、アイゼン装着。


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野伏の前衛峰から橋立峠をはさんで小白山。
この景色で本日三度目の休憩。ペースが遅い割には休みの回数が多いのは寝不足もあるのか。
ん?隣の芝生ではないが、枇杷倉/小白山鞍部に突き上げる隣の尾根がとても登りやすそうに見える。
地形図では最後までなだらか、正面の左側面が地図では一番急だけど見た目はさほどでもなさそうだ。


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林立する巨木。

何か所かは雪切れもある。


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振り返ると経ヶ岳と大長・赤兔がせり上がってきた。

うしろ隣の尾根、松鞍山。 
当初はさらに下流から取りついて松鞍山からの枇杷倉を考えていたが、今日のペースではもう全然ダメだった。



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あのピークってよく見ると、なんか越前甲っぽいぞ。

地形図の詰まり具合から予想はしていたけど、大丈夫か?



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うっ・・・うげげっ。 

いよいよピッケルの出番。


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ひいっっっ。
やっと急斜面途中のブナに身体を預けられる。
高度感が、物凄い。一昨年はここを下るルートも考えていたけど、とっ、トンデモナイ。


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北峰登頂までは、感覚ではピッケル出して軽く一時間以上・・・。

ああ~、でもこれからが本日のメインデッシュなんだよね・・・。


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ともあれ、はじめての枇杷倉山。
白山も祝福してくれる。


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北峰の登路を振り返る。
よくもまあアレを・・・。

はああ? こ、こんなトコにまさかのスノーシュートレースだと?


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北峰への登りで幾分感覚のマヒがあったのかもしれないが、ナイフリッジは春の陽気に「なまくら」と化していた。一部薮の露出もありそちらでの手間どりが多かったかもしれない。

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おおむねは「歩きやすいナイフリッジ?」が続くみたい。

鞍部の雪庇下でランチ♪
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毘沙門から平家岳まで。


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ランチの間、なにやら明るくはなってきたとは思ってたが、雪庇の陰から出てみると・・・後ろの北側は晴れてるじゃないですか?


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空は全天急速に晴れてきてテンションアップ。
が、ランチ場からすぐ、また「あのお方」のとても新しい足跡。
下りで爪の無い足跡が続いて、最後に右前足の爪を出して急ブレーキをかけたようだ。
ん、前方に人間か、めんどくさいけど回避・・・って、トコか。


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「あの尾根」は、やはりいい感じの斜度で稜線に接続している。


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それにしても時折現れるスノーシュートレースは、出来立ての切り立った元気なナイフリッジを渡って行ったということだ。凄い。

籔に蔦が混じる。
こいつにはまるで雪の無かった若丸の下降で苦労したなあ。


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どこを歩いたら安全?

通算三回目となる小白山に到着。


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トレースはまだ続く。
歩幅からは下りの一人分と見える。
どこから登ってきたのだろう?

小白山初回に、沢登りで登ってきた俵谷。


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まだまだ凄いボリューム。

石徹白側の最後の景色。
下山開始。


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林道着地。

コレはいいね!


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氷とフキノトウ。

前回はシリセードしまくりだったが、今日は絶対に無理。


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残照。

今日もありがとう。

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