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Channel: 越前 ひとり山 ある記
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大野経ヶ岳 2/16

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ああ~、気がつけばもうひと月半もお山へ行ってない・・・。

曇り予報だけど、久しぶりの厳冬期経ヶ岳へ行ってみよう。
まあ、なまった身体の体力づくりメインでピークはこだわらなくてもいいかな。


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曇りどころかずっと風と雪、ガス。
モチも上がらずちまちまプチラッセルで保月山まで来た。
休憩がてら善後策?の検討に入っていると、テン泊装備の大阪の男性が追いついてきてトレースの礼を言われた。経ヶ岳は初めてだそうだ。
そーか、なら山頂までもトレースあった方がいいか。出来るだけがんばって道を付けてみようかな。
モチベーション回復、先行して出発。


出発(7:42)-(8:34)林道登山口-(10:00)保月(10:40)‐(12:40)切窓-(13:25)山頂(14:09)-(16:20)保月-(17:39)駐車地


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振り返って右の奥が保月山。 
結局山頂までずっとスノーシュー。

ああ~、そーだった、漫然と進むと行き止まり!
もうこれで三回目くらいか・・・(^^ゞ
トラバース後、そのまま間違えてトレースを来た後続者の顔が.見える。
「ゴメン! バックして~」謝る。


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大岩の基部を夏道通りのトラバース。
遠目にはとても行けそうになく見える。

この先の核心部分も雪の状態がさほどいやらしくは無く、滑落さえ気を付ければよかった。
あのテン泊装備を担いで、セカンドでもこの核心を追って来れる力量をみて、「ここさえ抜けたら今日の雪面ならビーク手前まではハイキングだよ~」と言い残して先を行く。


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核心を抜けてからは、やはり雪面もよく締まった歩きやすい道。
ただ、吹きっさらしなので横殴りの雪つぶてとホワイトアウトにはまいる。


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たまにガスも切れることがある。
振り返るが、後続は見えない。
私はなんとかこのまま山頂へはいけそう。


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切窓から見た池の大沢。
霧氷の残骸や飛ばされた雪片が舞う。



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登るにつれ、風はますます強まってくる。

山頂目前で、おお、このタイミングでまさかの青空?


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日差しが雲間からもれてくる。

やっと山頂。


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雲を通して下界が・・・。

ここで問題発生。
ピックストックのスノーバスケットが破損、抜けてしまう。
山頂からの下降時点でストックが使えなくなるのはけっこうヤバい。
なんとか応急処置。


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日差しがあるっていいな。

スノーシューからアイゼンに換装して下山。


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雪煙。


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一瞬のお披露目。


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やっとこの景色の広がりを見ながらのうどんタイム。
風雪が厳しかったので行動食で誤魔化してきたけどもーダメ、もう三時半だけど食べよう。


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杓子まではついてきてたトレースがあったが、なんとまた保月まで降りての幕営!

明日の天気がいいみたいなので頑張ってみたいといってた。



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