実は市ノ瀬まで、路肩も含めてまるっきり雪は無かった。(^^ゞ
そして実は、今日の本当の目的地は別山から延びる稜線上「南白山」ピークだった・・・。
別山東尾根を乗鞍方向へ進んだ屈曲点ピークが南白山。
前回は石徹白の「小白山」だった。
よし、次は南白山にしようと・・・.が、山行イメージ通りには全くいかなくて時間が全然・・・。
白峰ゲート(4:55) -(6:00)市ノ瀬 -(9:31)チブリ尾根中間標柱 -(11:40)チブリ小屋 -(13:48)御舎利山
-(14:06)別山(14:40) -(15:32)チブリ小屋 -(17:50)チャリデポ地 -(18:10)駐車地
もしかして・・・淡い期待を抱きながら白峰まで来ると、ゲート前には駐車車両の長蛇の列。
ちぇっ、やっぱしゲートは開いてないのか・・・。
百万貫の岩
途中、別山方向が見通せた。
すごく遠くに見えたが、いやホント今日の私にはとてもとても遠く難儀した。
市ノ瀬過ぎてすぐの除雪終了点でチャリを降りる。
さすがにここからの路面には三十㎝ほどの雪。今日のトレースは無し。
なんかどーもチャリ疲労が身体から抜けてくれない。
おかしいなと違和感を感じつつ雪面で登山道をロストしてからの直登で、もうはっきりと自覚する。
ずいぶん気を付けて無理をしないチャリ漕ぎをしたはずだが、久方ぶりのチャリは身体に負担が過ぎたのか・・。
いつものイメージしたペースが維持できない。
まあ、仕方ない。
身体にダメージがあるなら、それなりの登りをすればいいや。
ただ別山の大展望はどーしても譲れないので、頑張ろう。
しかし日本有数の巨木の森のひとつであろう、チブリ尾根。
よその山域では主クラスの巨木がゴ~ロゴロ。全く凄い絵面だ。
やっとチブリ尾根中間。
振り返ると荒島、赤兔、大長が樹間からせり上がってきた。
更に標高が上がるまでは赤兔の天下、だが・・・?
地図上曲がり池付近で、突然三条のスキーシュプールが出現。
歩きはじめだけにあったトレースと同じ主なのだろうか?
そう言えばあれだけの駐車車両があったのに、白山に全くスキーヤーの動きが見えない。
まあ、これだけの強い太陽光、雪崩リスク回避でもうとっくに下山しているのかも。
ようやっと、チブリ小屋。
この山の構図は道路で見上げたものと同じだ。
なぜか小屋前の地面に缶ビール。あのスキーヤーの落し物かな?
下戸のワタシには不要なモノなので、小屋の日陰になる外梁に置いといた。
小屋を振り返る。
赤兔が後ろの経ヶ岳に飲み込まれていく。
ひ、ひぃ~。
ますます休憩が多くなる。
登ると唐突に雪が無くなるってのは、な~んかヘンな感じ。
お昼頃には到着したかったけど、北アルプスや御嶽、乗鞍は待っててくれた ♪
あれれ、御舎利 - 別山のコースタイムって10分だったような・・・?
最高の白山をありがとう。
やっぱり下りは早い。
ブナとお月さん。
ブナの芽吹きも見に来たいな。
なんとかギリギリお花も間に合ってくれた。