私の梅雨時期の定番(?)、釈迦新道へ。
![イメージ 1]()
![イメージ 2]()
![イメージ 3]()
![イメージ 4]()
お花を約束されてたはずの観光新道だが、なぜだか花が少ない。これは想定外。
![イメージ 6]()
![イメージ 7]()
![イメージ 8]()
![イメージ 9]()
![イメージ 10]()
![イメージ 11]()
![イメージ 12]()
![イメージ 13]()
期待した「馬の立て髪」でも空振りと言っていいだろう。
ビッコを引くほどでもないが、ふくらはぎの違和感はしばらくは消えない感じ。
十二分な水分補給と栄養補給、それと休憩か~。
ひいぃ~、なぜかふくらはぎに関係なく身体がいつもよりツライ!
![イメージ 18]()
![イメージ 19]()
![イメージ 20]()
![イメージ 21]()
やはり谷には残雪多し。尾根向こうの右の谷(お花松原)も同じような感じなのだろう。
大汝の巻道で単独者をふたり抜く。こちら方向にこれも単独のふたりが向かってくる。
![イメージ 24]()
七倉の辻でも単独者が休んでいた。このヒトも釈迦から登ってきたのかな?
おそるおそる登山道脇の斜面を覗いてみると・・・ここはいつもの期待通りのお花畑 ♪♪
アイゼンが欲しくなるような雪渓トラバースは一か所も無かったが、この崩落は前回上に付け替えた道がさらに崩れたようで角度も増し、通過には生きた木に結ばれてはないトラロープに頼らざるを得ない。
![イメージ 27]()
![イメージ 28]()
![イメージ 29]()
![イメージ 30]()
![イメージ 31]()
![イメージ 32]()
![イメージ 33]()
![イメージ 34]()
![イメージ 35]()
![イメージ 36]()
![イメージ 37]()
![イメージ 38]()
![イメージ 39]()
![イメージ 40]()
![イメージ 41]()
![イメージ 42]()
一枚の画像にいくつお花が入れられるのか。
![イメージ 44]()
![イメージ 45]()
理由が分かったトコロで一時間のお昼寝を決定。
![イメージ 47]()
![イメージ 48]()
![イメージ 49]()
![イメージ 50]()
ただ、ひと月ぶりの山・・・と言うよりひと月ぶりの運動。 (^^ゞ
我が身の体力になんらかの予感があったのか、今回初めてバス利用で観光新道から登っての下降とした。
今回山行は「想定外」ばっかり・・・。
まず、釈迦新道は6/1より当分の間通行止めとなっている事を知らずに下降した。
白山観光協会HPにも、「ひっそり埋もれて」湯の谷橋付近の林道が崩落、通行止めとの記載を帰宅後確認。
恐らく市ノ瀬や室堂では、「探せば」張り紙くらいはあるだろうが、登山道上に通行止めを現す看板などは無し。
しかし登りの現場までの各要所には、「工事業者による」通行止め看板が設置されている。
* 「現場」は舗装路面がはぎとられた状態だが現時点では工事車両も通行可能。
* 釈迦新道は倒木や登山道崩落も含め、全くの未整備状態。
鳥さんの同定はできませんのであしからず・・・・・。(^^ゞ
(特に右画像は想定外なまでの至近距離 ♪)
別当出合(5:31)-(7:22)殿ヶ池-(7:55)黒ボコ手前(8:20)-(8:41)室堂(9:45)-(10:58)お手水鉢-(11:12)七倉の辻(11:35)-(13:27)水場(13:45)-(14:06)前釈迦-(16:20)林道手前(17:15)-(17:25)通行止め現場-(18:24)市ノ瀬
予定では、市ノ瀬五時出発で越前禅定道だったが、運転中にど~も体調に違和感を感じてバスに乗る。
梅雨とは思えない青空の下、当然別当出合からは観光新道を登る。
やはりひと月ぶりの山はツライ・・・これは想定内なのであまり無理はしないことにしよう。
この時期主役のハズのニッコウキスゲが全く振るわない。
足元のゴゼンタチバナやアカモノ、ツマトリソウやマイヅルソウなどは群落や交雑で、けな気に目を楽しませてくれる。
それなりの花の種類はあるけれど、申し訳程度の単発。
でも期待が大きすぎたのはニンゲンの勝手、今の白山を楽しませてもらうしかない。
まだ雪渓があれだけあるんだからね~、そりゃあ仕方ないわな~。
「お前の都合なんかに合わせられねーんだよ」
白山がそう思ったのかどうか、天罰が下る。
いつになく身体がツラく感じていたが、あと少しで黒ボコという岩場の段差を越えた瞬間、前触れもなく突然左足が攣った。
「痛って~~」、登山道に倒れ込んで、固くなったふくらはぎを伸ばしたりさすったり・・・。
正直、足が攣ったことはあまりないので落ち着いてからの行動計画に迷った。
下山するほどのこともないだろうし、ま、幸い登りは五葉坂くらいだからとりあえず室堂までは頑張るとしようか。
ああ~、それにしてもこれもまた想定外!!
休憩がてら、立ち止まるたびにアキレス腱伸ばし。もし何年か前の肉離れならこうはいかなかったと自分を慰める。
よっしゃ、寝ようっと ♪
確かに寝不足もあってか、帽子を顔にかぶって一時間近くは寝たようだ。
立ち上がる時には一瞬よろけてしまったが、伸ばしたらふくらはぎはさっきより違和感も少なく感じる。
寝る前に、お池めぐりコースの雪渓をいくつものパーティが渡っていった。
あの中には釈迦新道へ向かうパーティもあるはずだ。
私も、ピークはあきらめ登りを少なくして向かうことにしよう。
休憩してばっか。
この時間になって雲も湧いてきたようだ。
水矢尻雪渓はまだつながってる。
そーいえば何処を滑るのかスキーを担いでたヒトもいた。
イワカガミの白花も珍しいが、蕾だけどこのぶら下がり方はもしやミヤマオダマキか?
だとしたら、白山で見るのは初めての花だ。
お手水鉢で一人と話をすると、釈迦新道を登ってきたがオオサクラソウもあの花も咲いていたという。
帰りはバスに乗らずに禅定道と言うので、ぜひオオヤマレンゲを探してくださいと頼んでおく。
お手水鉢からの道は、谷のトラバース部分がシナノキンバイやハクサンイチゲなどで素晴らしいはずだったが、やはり残雪の多い今年は迫力がトーンダウン。
私も釈迦新道へ入った所で、この四塚山を見ながらの昼食とした。
歩く人も少ない釈迦新道だが、この時期だけは賑わいを見せるのにコレはマズいんでないの?
オオサクラソウも今年は少な目。
いつもの華やかな池塘もちょっと寂しい限りだ。
・・・にしても、今の時期に歩かずしていつ歩くの、と言い切っても良い釈迦新道。
先行者の姿はずっと先まで見えず、誰も登ってこないし誰も降りてはこない??
まあ、貸切ってのは別に悪いことではないけど。時間もまだ早いと言えば早いし。
ずっと先やずっと後ろまで見通せる釈迦新道。
ど~やらホントに誰も歩いてはいないようだ。
お手水鉢のヒトに出会わなかったら通行止めかと思う程に・・・通行止め?
そう言えばこの山行前に釈迦新道行きそうな方々のHPを見るとまだ行ってないので、あれ変だなと思ったなー。
梅雨時期の晴れた土曜日、釈迦新道歩いてるのが三人や四人だけなんてことは絶対ありえない!
って事は、やっぱりそーゆーコトかな?
登山道整備が全くされていないのも、倒木だって放置されているのも通行止めだったら当たり前かも。
前釈迦の登りで、ますますガスは深まりパラパラと雨まで降ってきてテンションは下がりっぱなし。
しかし逆にふくらはぎのコトは気にならなくなってきた。
いい具合に疲れて感覚も麻痺してきたのかも知れない。
幸い雨はすぐにやんでくれた。
ただそれだけのことだけど、さて問題です。花は何種類?
歩きやすいふかふか落ち葉の森を下り沢音も大きくなってきた。
いつもの伏流水が湧き出てくる林道直前の沢で、冷たさに耐えながら顔を洗い身体も拭く。
と、沢音に負けないなにか作業を行う重機の音が聞こえてきた。
そー言えば今日は土曜日だったな。
カーブで見通せるところで、コンクリの吹き付けられた上部の山頂まで崩落した山の斜面が見えた。
あれは見覚えのある。橋を渡ったすぐの林道のいつも落石にビクビクしながら通過していた山。崩落している。
するとあの山の崩落で林道は復旧工事通行止め。ついでに釈迦新道も、というわけか。
以前北アで通行止めをわかっていながら、歩いてきた人の情報で歩く分にはなんとでもなると強行、工事関係者に多大なご迷惑をかけたコトがあった。
工事の人には通行者を断ることはできない。そればかりか工事を二の次三の次にして通行者の安全を最大限にそれもなるべく早く確保できるよう(余計な)作業をしなくてはならない。
知らなかったとは言え、通行止め区間の工事を止めてまで通過したいとは思わない。
ちょっと待てば今日の工事は終わる時間だ。
なぜか登山道歩きよりも疲れる林道歩きの前に寝れたのは良かった。
誰もいなくなった「現場」を足取りも軽く小走りで通過。
ちなみに反対側の標識には「通行禁止」の文字は無い・・・。(^^ゞ
今年ササユリをこんなに見たのは初めてだ。
車道に出ると、金沢ナンバーの車が止まってくれた。
お昼寝したばかりで大丈夫ですとは言えなかったが、ホント有難いことです。
丁重にお断りしてぽくぽく車まで歩いた。
ps : 北陸自動車道の福井北インターから白山へ向かわれる方に朗報!
朝、開通してなかった中部縦貫道が、帰りには大野まで全線(?)開通♪
白山へは勝山インターで降りて、恐竜博物館への案内に従ってください。
いつもの国道へ出てきます。