ここの所、あんなコトやこんなコトがあって (^^ゞ
雪渓に乗ると白山・別山が望めた。
足踏み状態だった「越美分水嶺」をやっと延ばすことが出来た。
山にはまだ雪。
姥ヶ岳側の登り口には祠がまつられていた。
そこから、R157温見峠を挟んだ対岸の能郷白山の山肌を望む。
今月初めには雪に覆われていたであろうR157も、すでに雪らしい雪は無くほぼ峠まで整備も終わっていた。
(正式な通行止め解除はまだ先だろうが、温見集落へも何台かの駐車車両があった)
峠には岐阜側へは通行不可となっていたが、軽自動車が一台駆け上がってきた。
横浜ナンバーの彼は、こんな全国の林道をネット情報を頼りに走り抜けているらしい。
準備を終えたが、被ろうとした帽子を忘れてきたのに気が付く。
予報よりも天気は大分いいみたいだが・・・取りあえず置いていこうとした分のペットボトルをまたザックに仕舞う。
5:11出発
実は、峠からの登りはそのまま越美分水嶺♪
アプローチであれだけ苦労した前回までが信じられないほどだ。
今回分に限って言えば、予定全部が歩き切れることは予想できていた。
なので、ランチの食材? 採取や、稜線手前での睡眠不足対策も迷わず実行!
ピークまではうっすらと踏み跡があり、ピンクテープなどもある。
道の存在に安心感を覚えたのか、花を愛でたり仮眠してたりでこのピーク1301.7にはなんと 7: 59 (^^ゞ
しかし三角点を過ぎると、途端に踏み跡は怪しくなってしまう。
まあ、そんなもの・・・。しかしなぜかしばらくはピンクテープも続いていた。
しかし、P1208からの下りで初めて雪面を使わずに展望が開けた。
まだいくつかの谷には十分な雪が詰まっていた。
雪と新緑
できたて葉っぱに透過光が生み出す、光と影が美しい。
誰だ、隠れん坊してるのは?
基本的に薮の稜線なので、雪でもない限りクリアな展望は望めない。
自然と足元の花を探しながらの越美分水嶺歩きとなる。
これからの向かう先を望む。
目前のピークが越山。
たまに樹間に白山が望めるが、手前の山は次々と変わっていく。
さすが日本の背骨、中央分水嶺だけに見ごたえのあるブナも次々と出てくる。
都合のよい雪渓を見つけたので、少し早目のランチ。11:10 - 12:00
雪面がなければとても火は使えかったが、おかげで予定外の「焼タケノコ」に初挑戦できた。うめかった~♪
後始末は自家消火(^^ゞ と、割り取った雪の板を敷き詰めた。
割と獣道にも助けられ、あせるほどのコトもなく予定区間を歩き終えることが出来た。
そして時折の強い日差しにも頭上を覆うブナに守られて、帽子はなくても問題とはならなかった。
P1037.3(蝿帽子嶺) 15:00
地図にも表記のある登山道は、まだ葉の茂り出す前と言うこともあるがおおむねは「生きて」いて助かった。
そして約10キロ近くを歩いたR 157は車にとっては「酷道」とも評されているようだが、私には大いに助かった。
おおっ? あの泥だらけのクルマもこんな撮り方で・・・。
19 : 30 帰着。
さ~て、次はどこを狙おうかな?