私の福井県境歩きもいよいよ最終局面!
赤坂山。
何度も通った道だけど、切り通しばっかりの不思議な道。
残すところ加越国境二か所と高島トレイル二か所。
先週、加越国境の長いほうを途中エスケープ。距離は縮めたが残り箇所数は変えられず。
そして・・・今日もまた高島トレイルの長いほうを・・・。(^^ゞ
残すところ四か所は変わらず、残念。
赤/登り 青/下り (破線はチャリ)
太黄色 今日の県境歩き 8.4㎞
細い黄色はこれまでの完了分。
三十三間山鞍部から大御影山までと、三国山の向こう半分が高島トレイルとして残った二か所。
赤坂山登山口(7:36)-(8:37)大御影山登山口(8:56)-(10:25)大御影山(10:45)-(12:45)大谷山(12:55)-(14:11)赤坂山(15:01)-(15:57)駐車地
県境踏破距離 / 行動距離 行動時間
8.4㎞ / 20.0㎞ 7:36-15:57(8時間33分)
よ~し、今日は昨秋闇下になってしまった若狭駒ヶ岳と同じくらいの距離。
早起きするぞ~と固く心に誓ったはずなのに・・・。
ま、まあ、今はあの頃より格段に日が長いし、全~然大丈夫!
努めて平静を装い、沢登りでも何度も通った赤坂山登山口へと車を走らせる。
と、「えっと、確かこの林道を左だったよな」
が、荒れた道をいくら登れど覚えのない景色。
やっと車のナビに目をやると・・・ありゃあ・・・曲がるの一本早かった。
時間のロスよりも、何度も通った道を間違えたほうがショックが大きい。
き、今日は無理はしないでおこう。
赤坂山登山口へ車を置いてチャリ。
この分岐の先に急坂が見えたのでチャリをここへデポ。
本当はここを右に進んで前回終了点までの予定だったのを、「無理のない」程度に大御影山へショートカット。
おおっ、こっ、これは~♪
立派な看板には安心感。
が、渡渉していくら探せど道が無い~!!
完全なケモノ道が何本か?見えるが、どう見ても登山道と呼べるような代物ではない。
まあ、鹿クン達がヤブを消してくれてるし、そもそも一般ハイカーとは違うので?適当に急斜面を登り始める。
そのうち登山道と合流するはずだ。
芽吹きの季節
なかなか立派な樹も多い。
二月の三十三間山を見て、まさか四月まで雪があるとは思えなかったけどなー。
で、この尾根には最後まで登山道らしきものは無かったと思う。
ん? 美浜トレイル?
えらく短い間隔でこの標柱。設置には大変な労力だったろう。
釣られて少し歩いてしまったが、大谷山との鞍部を走る林道から登ってくる道なのだろうか。
ここで大休止。
山頂手前の反射板横雪渓に新しい足跡。
おお~、人だ・・・などと「いつも」のように珍しがったが、流石の高島トレイルはそんなもんでは無かった。
二月の三十三間山からとは反対側となる三重嶽の巨体。
やはり登山道となった途端に歩きやすくなった。
そして高島トレイルはやはり人気のコースだと実感。
木が倒されると標柱やお花も巻き添えとなる。
大御影山からの長い下りを終え、大谷山との標高差を見てちょっと安心。
逆コースだったらめげるトコロだろうな。
遂に赤坂山を視認。
(正面ピーク右奥のとんがりが三国山、赤坂山はその手前)
この大谷山あたりからは、大展望のなかの気持ちよいトレイル。
山頂には単独者。
なんでもすぐ下の麓の住人で、お昼を食べに登ってきたとか。
そんな山登りもあるんですね。
霞で琵琶湖の奥は無理だが、マキノ高原やメタセコイア並木は良く分かる。
道行く人たち。
思ったよりも早い時間に到着。
一発逆転満塁ホームラン、ってことであの三国山を登って向こう側のトイレまで降りて帰ってくると、県境歩きもあと残り三ケ所となるんだけど・・・どお?
む、無理~。今日はここで帰りましょう。
後ろで福井弁パーティ、おねーさん方、単独者、etc・・・。
入れ代わり立ち代わりの中、ほけーっともぐもぐしながら幸せな時間が流れていく。
冥王の禿からこちらへ向かってきた団体さん、次から次へと女性ばかり五十人はいただろうか?
こりゃあ、たまりません。
撤収!
一番奥の稜線右端に大御影山の反射板。
今日の 8.4㎞ が一望。
ふ~、こんな時間で終えたのは久しぶりかも?