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Channel: 越前 ひとり山 ある記
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若狭県境歩き 高島トレイルへ 11/11

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いよいよ私の若狭県境歩きも京都区間が終了、滋賀県境へ突入だ。
滋賀県境には過去に歩いた高島トレイルや余呉トレイルがあるが、
私は「福井から登って福井へ降りてくる山行」で繋ぐ県境踏破を目指すので、ほとんどが登り直しとなってしまう。

また、今更ながらの感はあるが・・・京都との県境呼称を若狭と丹後丹波の国境・・・「若丹国境」を使うか考え中。



さて、今回山行の本題。
またもや「例の悪い癖」が・・・。(^^ゞ
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いや~若狭駒ケ岳から見る百里の横へ沈む夕日、雄大な素晴らしい光景ですね~。

っておい、日没に山頂にいてどーすんだ?
またもやの闇下山行が確定・・・。


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赤破線チャリ、赤/登り  青/下り (ほぼ闇下)                         ( + クリックで拡大) 
太黄色/今回の若狭県境歩き 15 キロ

道の駅(5:15)‐チャリ‐(7:50)デポ地(8:02)‐(9:54)前回ピーク‐(11:26)三国岳‐(13:31)おにゅう峠(13:50)‐
(14:39)百里ヶ岳‐(15:16)木地山峠‐(15:37)桜谷山‐(16:54)駒ヶ岳(17:04)‐(19:50)駐車地 


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いつものように遅れてはいるがまだ暗い中、道の駅熊川宿を出発。実はこの工事現場用反射ベストは拾い物。
小浜の「すき家」で朝食。
R303.R27.R162.県道35とたいした坂道はないが30キロほどの車道を漕いできた。

しかし歩きはじめが八時過ぎとは、ちとマズいんでないの?
今日はいくら歩きやすい登山道がメインとは言え、暗くなる前に最低ラインの駒ヶ岳から高島トレイルをどんだけ伸ばせるか・・・なんていう計画はもうビミョーかも。

正体不明のたこボーズ (・・? の横から尾根に取り付く。



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県境稜線ではすでに落葉しているのでしばしの紅葉を愛でながらの登り。
あ~あ、前回ココを素直に下ってきてたらあんなに苦労はしなかっただろうに・・・。


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前回ピークへと到達。

時間の無かった前回には気付かなかったがすぐ隣の尾根との大きな二重稜線を形成している地形で、20mほど下の長い鞍部には流れもあるパラダイス、最高のテン場となるだろう。


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膝にやさしいふかふかトレイル。

ん ? 雨除け笠をかぶったLEDライト、カメラ付きか? いやまた、こんな山中に一体なんの必要性が・・・?


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登ってきた方向が開けた。名田庄方向。
谷底に見える建物は通ってきた廃村永谷かな?
ここでアンパンタイム。


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三国岳(高島トレイルでは三国峠)の登りで、今日一番の残り紅葉。


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お昼前の山頂には二十人ほどの登山客。
いや、ホントはここに十時前くらいには着けるかなあ、なんて思ってたんだけど・・・今日はもうヤバいかも~。

よく歩かれている登山道にはさりげなく・・・ではなく、必要以上とも思われる黄色いトレイルテープ。


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当たり前だけど道案内完備。
まあ、ここでは地図やコンパスの出番はなくて済むなあ。
なんてすっかり油断してたら、後でこっぴどい目に遭うんだけど・・・。

右の標識50メートルで団体さんのリーダーらしき人から「ピーク803はあとどのくらい」かと聞かれるが、実はワタシは高島トレイルのモグリでよく分かりませんとは言えず、(^^ゞ 「すぐそこの標識ではナベクボ峠が0.7㎞とかでしたよ」と答える。あとでその803を通過したが、ってコトはあの団体さんも0.7㎞の標識を見たばかりなんじゃ?


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朽木方向の展望。


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バリバリとやけに近くでヘリが飛び回ってるなと思ったら、そーか峠を走るバイクだったか。
おにゅう峠にはたくさんの観光客とその車。もちろんバイクやチャリも。

やっとご飯にありつける。この椅子をお借りして昼食を手早く済ませたら、三歳児くらいに「何してるの~?」と聞かれる。「ご飯食べてたんだよ~」「ふ~ん」・・・今までのワタシの山ではこんな会話はなかったな~・・・。

・・・にしても、午後二時前でまだおにゅう峠って、もしかして駒ヶ岳にもとどかないなんてコトにはならないよな?
不安がよぎる。


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雲海はない。


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百里の登りで「らしくない」ような急登も。
何組かの登山者と挨拶。

わわっ、百里で日没まであと二時間半を切ってるって~?
そそくさとスルー。


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木地山峠の下降で「今日の最低ライン」だったはずの若狭駒ヶ岳を認識。
えらい遠くに見えるんだけれども。


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木地山峠まではほぼ一辺倒の下りで助かったが、距離は短いがそこからの登り返しは厳しいものがあった。

桜谷山から若狭駒ヶ岳。
ここからは登りも下りも同じコースタイムの区間が続く。♪


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登山道整備がされたばかりのようだ。

どんどん駒ヶ岳が近づいてきて、日没までにはなんとか行けそうな気もしてきた。


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も~すぐだ~。 (日没も、山頂到着も)
しかしダイヤモンド百里だったらアウトだったなー。

なんとか冒頭画像のように、「日没には」間に合ったと言えば間に合ったのだが・・・。


へろへろ体力回復のためにしばらくの休憩をはさんで出発。
休憩の間、林道着地まで明るければ一時間とはかからないはずだと地図で目星を付ける。
暗くなりきる前にはほとんど降りてしまえるかも知れない。
もう大丈夫だ・・・ここで油断して詰めを誤ってしまった。

ここへ来るまで、よく整備された高島トレイルの登山道と標識・テープ類にほとんど頼り切って進んできた。
そして重い腰を上げて、当然のようにコンパスの確認もせずに思い込みで歩き始めてしまった。
500mほども下って分岐に差し掛かり、意外と長かったけどここが左への分岐かなと思いながらGPSを取り出して見ると・・・?あれ?

なんか道が違ってるよ・・・。
うわー、またやっちまったんかいー。

再びの山頂ではそろそろヘッデンも用意しとこうかな状態。
たっぷりの落ち葉に覆われた登山道は、太陽光の下とは全然違う。
時間はかかる、いや逆に言えば時間さえかければ登山道の下り、危険を感じるほどでもなかった。
つくづく自分のバカさかげんを恨みながらも登山道の階段に感謝。

神社に出てくるはずだったが、ダムの建設中ということで林道や橋も地図とはまるで変っていた。
途中の自販機には助かった。

やっと八時前に道の駅に到着。
はあ~、ここへきてのチャリの回収がツライ・・・。




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