これで岐阜県境が全てつながった。
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本来ならば梅雨前の良く晴れた土曜日、観光客で賑わっているハズの新緑の刈込池が貸切~!
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雪渓終端では斜面に取り付くのに一苦労。
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手前から、よも太朗・日岸・薙刀・野伏・小白山が一直線に並ぶ。
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ほぼ笹のみの薮の海をかき分けていく。
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おかげでなんとか登山道へは日没までに間に合った。
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感慨深いものがあるが、山行としても最後にふさわしく「越前」らしい(?)モノとなった。
赤 登り(車道部分はカット)
太黄色 最後の岐阜県境歩き二キロちょっと
青 お泊り地へ
さんきち橋(8:52) -(11:10)刈込池(11:30) -(13:33)雪渓終端 -(15:54)願教寺山 -(16:46)前衛峰 -(19:04)登山道 -(21:20)三ノ峰避難小屋
尚、翌日は別山ピストンにて下山
国道の電光掲示板。『上小池線は積雪のため鳩ヶ湯で通行止め』 えっ、は? な、なんだってー!
おいおい、もう梅雨も間近だってのに・・・。
早い出発が出来なかったことも有って、迷ってた表玄関の願教寺谷ルートはこれで心置きなく捨てられる。
ま、裏口ルートだって標高差が少ないだけで明るいうちに登山道へたどり着ける保証もないが・・・。
ちょうどカギを持った車がゲートを開けてると、電光掲示板に気が付かなかったらしいおねーさんが恨めしそう・・・沢装備で出発していく私に向かってお気をつけてと言ってくれる。
正規ルートの願教寺谷をながめながらぽくぽく車道を歩く。
ことし初めてのアサギマダラ。
積雪に覆われていることになってる下小池。(^^ゞ
これは何の花? たくさん咲いてた。
草刈以外はほとんど整備も完了してる登山道を刈込池に向かう。
・・・と、思ってたらお兄さんふたりがやってきた。
幅ヶ平を流れる沢を、双耳峰の願教寺山に向かって遡行する。
こ、これは・・・。
な、なんという・・・。
ま、参りました。
楽園の流れがあまり澄んでない訳が分かった。
雪渓脇にはお花畑。
一見、雪の詰まった谷に見えるが、もしかすると次の一歩の雪面下は高さ十メートルの大空間かもしれない。
おそらく落ちたら単独ではもう上がっては来れないだろう。
流れに戻ることもできず、垂直にしか見えない岸壁へと向かって直上するしかない。
信頼できる枝が増えてきて一安心。お花畑を眺める余裕も出てくる。
ヤバッ、流れを登ってたら滝だった。すり鉢状の谷で巻きあがれるのは結局ココになる。
垂直に見えた壁も、幸い丈夫そうな木々でなんとかなりそう。
少し斜度も緩みこれでラクになるかと思ったら、すぐ薮々尾根形状に辟易。
さっきの滝の上部はまた雪渓の詰まった谷。
あんなのがコッチにも欲しいよ~。
激ヤブに遅々として進まない。
わはは、こんなペースならこりゃあ、願教寺ピークだけで日が暮れてしまうのは確実だなあ。
き、キター♪
ぶつくさ言いながらも真面目にヤブを漕いでいると、ふとずっと左に白いモノが見えた。
ダメもとでヤブをトラバースしてみると、ありがたや天の助けの雪面だ。
もちろんまたすぐヤブになるが、さっきの尾根を目で追って見ると・・・ぶるるっ、一時間や二時間ではムリ。
ヤブも笹主体となって、先ほどの尾根とは少しラクな主稜線歩きとなる。
そしてまたしばらくの間の雪面に助けられる。
くぁ~、雪面のおかげで一時は完全にあきらめていた四時前にピークに立てた。日没時間まで三時間。
さて、美濃禅定道まで三キロ弱。予定通りの三時間で籔々稜線を抜けられたら御の字なのだが・・・。
笹も地形で背丈や抵抗力は様々、その都度その都度状況次第で対処していく。
よ~し、この笹の向こうからが未踏県境となる。さてここまでの時間は?
あかん、登山道までの四分の一でほぼ一時間近くだ。
まあ、最後の岐阜県境の上でお泊りが出来る・・・と、考えよう。
笹のみだったのが色々な植生が混じるようになる。
と・・・。
あ、あれれ?
雪面が・・・ほとんど途切れることなく・・・?
雪面を突き破って水を汲む。
石徹白オールスターズがそろい踏み。
残照のなか、流石に甘くはなかった。
ここまで来ての日没はもう嫌だ。最後のひと踏ん張り、体力を振り絞ってのヤブ漕ぎだ。
しばらくの間足跡と並行して歩くがすぐに消えた。
やばいな~、登山道が雪面に隠れるとヘッデンだと・・・。
よーし、明日の別山の為にもなんとしても小屋まで行くぞー。
銚子から願教寺ライン。奥は薙刀・野伏・小白山。
達成感と満足感。
月明かりが凄い。コンデジオート。
ヘッデン無しでも行けるんじゃないかってくらい。
通行止めなんでてっきり貸切だと思っていたが、先客一名。夜分にすみませんでした。(^^ゞ