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Channel: 越前 ひとり山 ある記
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青空を求めて 伊吹山 2/04

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今日も強い冬型とかで北陸は一日雪予報。

睡眠不足ぎみなので、比較的近い湖北の天気はと見ると・・・おお、いい感じ♪

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どーだ、まいったか福井県人!
はっ、ははー、ありがたき幸せにございます~。(^^ゞ


ただ、なぜだか予定とは少し違った山行に ・・・?

よし、普通に伊吹山を登って、北尾根を金糞へ向かって行けるだけ行ってみよーか~。
当初予定ではこんな感じの稜線歩きがメインの山行で、実際に奥伊吹スキー場方向の適地にチャリデポまでを完了。

その後、伊吹山登山口へと車を走らせてると、いい感じで山頂へと続く尾根が目に入ってきてしまう。
あれを登るってのも面白いんじゃないかな~?

いやいや、今日は日曜日。
確実に高速道路となってる登山道を登らずして、当初目的である北尾根稜線歩きの時間なんてつくれないぞ?

だいたい車をどこへ・・・と思った瞬間、おあつらえ向きにチェーン着脱場が目に入ってきてしまう。
 
まあとりあえずの筈が、そこへ車を入れたらいそいそ出発準備を始めてしまうワタシはおバカさん。(^▽^;)

結果的にはやはり山頂までが精一杯。
ま、青空に霧氷見れたことで大満足!!


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8:37チェーン脱着パーキングを出発。

民家を抜けて尾根末端の神社の参道を登り、奥宮裏からスギの植林帯を登り始める。
気温的にはマイナス四℃なので締まった雪面を期待したがそれは甘かった。
薄皮の踏み抜き歩行は、微妙に精神的なダメージを蓄積していく気がする。 

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さほどの積雪ではないが植林帯が終わっても特にヤブに悩まされる尾根でもなく、急登と呼ぶほどの斜面もほとんどない。
山の住人たちのトレースも利用しながら、黄色テープや赤ペンキマークもある中をじわじわと標高を上げていく。
イマイチペースがゆっくりなのはやはり寝不足もあるからか・・・。


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樹高も低くなり上方が明るくなってきて、まさか早くも山頂台地のハズもないがと思いつつ樹林帯を抜けると、な、なんじゃーこりゃー? 
そーか、伊吹山にはコレがあったっけか。石灰石の採掘場跡だ。
長浜方向からの無残なまでに山容を変貌させているアレか。するとまだこの上にもう一段あるわけだ。

吹きっさらしの地吹雪に耐え、薄い積雪の急斜面を滑落に注意しながらひたすら登る。


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上から広い下段の採掘場を見下ろす。

なんとかクリアして、次なるステージの上段採掘場へ。
お昼を回った時間なのに、上には霧氷が残っているのが見える。
 


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手前の霊仙をはじめとした鈴鹿山脈をを眺めながら、風を避けてお日様の中での昼食。

そして本日のメインエベント、青空と霧氷のコラボが始まる。♪
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いいね~。♪♪

通常登山道には同じ標高だと樹木は無いと思うので、「このコース」限定の特典と言うことになる。

 
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急斜面の霧氷帯を抜けると、山頂台地の緩やかな斜面になってくる。
山スキーの跡が何本も走っているが、不思議と下まで滑り降りていくシュプールは見つけられなかった。 

14:32山頂へ。
100%アイゼンの踏み跡しかないのは通常ルートの締まった「超」がつく急斜面の象徴だ。
他の山ならこんな時間だとあまり人は見かけなくなる筈だがまだ登ってくる登山者もいて、一人スノーシューをパッコンパッコン言わせながら歩くのは何となく気恥ずかしさを覚える。


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はるか遠くの金糞へと続く当初予定していた稜線。
もう一時間も早かったら、左の林道を使った小周回も出来ただろうけど今日は大人しくピストンにしておくか。
心の中で、次回のリベンジを誓う。

白山が見つからない (^^ゞ。
冷たい烈風にそそくさと山頂を後にする。


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あの薄い積雪だった登りの大斜面は下降に不安があったので、下から見て左の樹林帯の際を降りてみた。
予想通り地吹雪で寄せられた雪が厚く、浮遊感タップリの高速下降&シリセード。♪
逆に登路をこちらにとっていたら更に難儀だったろう。
山スキーにとってはパラダイスな大斜面だと思うのだけど? 



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琵琶湖の夕景。



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北の方角では雪雲。

道路の横断の際、スキー場からの雪をかぶった車列が凄い数。
ん~、チャリは道路に雪壁がある時期には時間帯注意ということか。少し厳しくなったかも?
17:00 車へ到着。


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